Nokia、Symbian UIQインタフェース採用の「Nokia 6708」を展示PT/Wireless&Networks Comm China 2005

» 2005年10月21日 23時59分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 Nokiaは中国市場向けに、タッチパネルを採用したスマートフォン「Nokia 6708」を発表した。18日に北京で開幕した「PT/Wireless&Networks Comm China 2005」会場では、実機のデモも行っていた。

Nokia 6708。Symbian UIQインタフェースを採用しており、同社「702NK」などに採用しているSeries60とは操作体系が異なる。メニュー画面はアイコンが3列表示
背面はすっきりしたデザイン。スタイラスは本体右上に3段収縮式を備える。バッテリーは大型
底部にはUSBポートと電源コネクタ

 Nokia 6708はGSM/GPRSに対応したスマートフォン。GSMの対応周波数は900/1800/1900MHzのトライバンド、サイズは118×52×18ミリ、150グラム。OSはSymbian OS 7.0、インタフェースはドコモのFOMA「M1000」などに採用されているUIQ 2.1を搭載した。NokiaのスマートフォンはSymbian OSを採用しているが、UIQインタフェースの採用はこの6708が同社初となる。

 液晶は2.66インチのTFT、約6万5000色表示で解像度は208×320ピクセル。タッチパネルを採用しており手書き入力(英数および中国語)が可能。カメラは背面に130万画素を備える。内蔵メモリは18Mバイト、外部メモリはSDカードで最大2Gバイトまで対応する。外部接続はBluetooth1.1、赤外線、USB1.1となっている。

タッチパネルを採用。中国語の手書き入力も可能だ
ボディーカラーはホワイトとグレイの2タイプ

 内蔵アプリケーションはOFFICE文章の閲覧が可能なQuick Sheet/WordやPIM、メディアプレーヤなどを搭載。Eメールクライアントは中国移動がサービスするプッシュメールサービスに対応した。ほかにはオンライン天気予報や情報サービスなどのアプリケーションが多数搭載されている。

 発売は今年末の予定で、中国での価格は4300人民元(約6万円)前後になるとのこと。

中国移動のプッシュ・メールサービスに対応したEメールクライアントをNokiaとしては最初に搭載したとのこと
こちらは中国移動の提供する情報サービス。都市ガイドでは地域の主要スポットを検索し地図で場所を表示してくれる

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